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ETRI(韓国電子通信研究院)は2次元半導体素子に活用できるナノシート製造技術の開発に成功したと9日明らかにした。
2次元半導体は厚さが0.5~0.7nm以下と非常に薄く、縦と横の面しかないという意味でそう呼ばれている。
薄さと柔軟さから次世代の電子素子に使用されている。
2次元半導体を生産するためにはナノメータ(nm)単位の伝導体が必要だが、今まではリチウムイオンと有機溶媒を活用して生産を行ってきた。
ただ、この方法では人体に害を与える可能性があり、環境汚染の恐れもあった。
研究チームはまとまった結晶石をナトリウムを添加した水に投入し、超音波を与えてナノメータ以下のナノシートを作るのに成功した。
また、ナノシートを利用して生産したメモリ素子が安定的に作動することを確認できたとETRIは説明した。
一方、今回の研究は科学技術情報通信部と情報通信技術進行センターの「次世代新機能スマートデバイスプラットフォームのための大面積二次元素材と素子の独自技術開発」の支援を受けて行われた。
研究結果は国際学術誌の「Small」のメイン論文に選定され、2月に発売予定だ。
原文記事
出所:ニューシース(2017.09.24)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。