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同行事にはBASTドイツの首席副社長、BASFコリアの会長、全羅南道知事権限代行をはじめ、LG化学、中国のバイン化学、日本の三井精密化学などBASFの取引先の関係者約80人が出席した。
世界トップの化学企業であるBASFは創立150年を迎えた2015年7月に麗水市と投資協約を締結したのをきっかけに麗水市への投資を開始した。
当時、全羅南道と麗水市は産業通商資源部の承認を得て、2016年5月に工場敷地を税制優遇措置を受けられる外国人投資地域として指定し、投資を促す環境整備に力を入れてきた。
それに対し、BASFコリアは2016年6月の建設工事開始後、877億ウォンを投資し、自動車・電機・医療用部品および環境にやさしい食品容器など耐熱軽量化素材として使われるエンプラ工場を完成した。
麗水産業団地のエンプラ工場はBASFの世界の生産拠点のうち2番目に大きい規模であり、ポリアリールスルホン樹脂「ウルトラゾーン」を年間6000t生産している。
今回の工場増設により年間1万2000tの生産を目指すという。生産される製品は90%以上が中国、日本などアジア地域へ輸出され、麗水工場が世界的な輸出基地として位置づけられるチャンスになる見通しだ。
イ・ジェヨン権限代行は「エコ・自動車・医療用高機能性プラスチックに対する需要は増え続けている」とし「今回の工場建設は道で推進する麗水産業団地の石油化学産業技術の高度化事業において良いモデルになると思う」と述べた。
原文記事
出所:ニューシース(2018.04.11)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。