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韓国の輸出実績が510億ドルで1ヶ月ぶりに反騰
作成日
2018.06.07

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】キム・ドンヒョン記者=韓国の輸出実績が1ヶ月ぶりに反騰した。

産業通商資源部は韓国の5月輸出額が509億8千万ドルと集計されたと6月1日に明らかにした。

これは、前年同期比13.5%増加した数値で、過去5番目に高い輸出額である。

17ヶ月連続の増加傾向を維持してきた輸出は今年4月に、昨年同期比1.5%減少し、減少傾向に転じた。

輸出の増加率が2桁を記録したのは4ヶ月ぶり。

今年の輸出の増加率は1月、22.3%からスタートしたが、その後、2月に3.3%、3月6.0%、4月-1.5%などへと落ち込み、推進力を失っているような気がした。

3,4月に続き、月間の輸出が3ヶ月連続500億ドルを突破したのは今回が初めて。

輸出単価も昨年同期比11.4%増え、先月に比べ増加に転じた。

輸出量も昨年同期比1.9%増を記録した。

産業部は輸出増加の主な要因として、米国や中国など主要国製造業の景気好調、原油価格と主力品目の単価上昇、半導体など情報通信産業の景気回復を挙げた。

トップ13の目玉商品のうち、半導体(44.5%)、石油製品(37.6%)、コンピューター(28.7%)、石油化学(26.8%)、一般機械(15.8%)、自動車部品(14.7%)、繊維(12.8%)、無線通信機器(2.4%)、自動車(1.9%)など9つの品目で輸出が増加した。

半導体(108億5千万ドル)は昨年3月に続き、再び100億ドルを突破し、過去最高の輸出実績を記録した。

全体の輸出に占める割合が21.3%で、5つの輸出品目のうち、1つが半導体になる。石油製品と石油化学は原油価格の上昇による製品単価の上昇が大きな影響を与えた。

無線通信機器は新型スマートフォンの発売などの影響で26ヶ月ぶりに増加に転じた。

自動車は米国での販売が低迷している中で欧州連合(EU)、中東、CISなどの地域への輸出が増加し、小幅増となった。

鉄鋼(-0.1%)、家電(-15.0%)、ディスプレイ(-21.0%)、船舶(-67.1%)などの品目は減少した。

ディスプレイは中国のライバル社の生産拡大やスマートフォン市場の低迷により、LCD、OLED単価が下落した。

家電も国内メーカーの海外生産拡大と競争激化により、今年は減少基調が続いた。

地域別輸出を見ると、アセアン(-2.2%)、ベトナム(-8.4%)、中東(-5.4%)を除いて全地域で輸出が増加した。

特に、CIS(37.4%)、中国(30.0%)、インド(18.9%)、日本(16.2%)、米国(11.8%)輸出は2桁の増加を示した。

中国は第4次産業革命と関連して半導体輸出と中国の製造業の好調による石油化学・一般機器など中間財輸出が増加した。

米国は自動車、鉄鋼、家電の輸出減少にもかかわらず、一般機械と無線通信機器、半導体、自動車部品の輸出増加により4ヶ月ぶりにプラス成長を記録した。

輸出増加に支えられ、対米国貿易黒字が6億ドル(72.6%)増加した。

産業部は当分、米国やEUなど主要国で製造業景気の好調基調が続き、原油価格の上昇などによる韓国の輸出目玉商品の単価上昇によって今年の輸出は増加基調を維持すると見通した。

bluekey@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2018.06.01)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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