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聨合ニュースによると、

【ソウル聯合ニュース】 韓国の旅行会社「ソヌ航空旅行社」は２８日、ソウル市内で行った説明会で、韓国に居住している外国人らを対象にする北朝鮮ツアー商品を発売する方針を明らかにした。

同社は韓国在住の外国人や韓国を経由する外国人の北朝鮮観光・訪問に関する独占代理権を取得したと説明した。韓国人と中国人、北朝鮮への渡航禁止措置が取られている米国人を除く外国人が対象という。

同社のコンサルティングを担当し、北朝鮮側と接触してきた「Ｍ＆ＰＧコリア」側によると、対北朝鮮制裁のため、中国の旅行会社を経由して契約する形となった。北朝鮮の「朝鮮金剛山国際旅行社」が中国旅行会社に韓国在住外国人の北朝鮮ツアー事業の推進を委任し、中国旅行会社がソヌ航空旅行社に独占代理権を与える方法で契約が結ばれたという。

Ｍ＆ＰＧコリア側は朝鮮金剛山国際旅行社の関係者と中国で会うため、統一部に北朝鮮住民との接触申告を行ったという。

ソヌ航空旅行社は同ツアー商品を来月から販売する方針として、釜山や大邱、光州などの地方旅行会社１０社と提携し、事業を進めると伝えた。

ツアーはソウルや釜山などの空港を出発し、中国・瀋陽を経由して北朝鮮入りする。期間は４泊５日や５泊６日、８泊９日があるという。

同社は「対北制裁のため、在韓外国人を対象に北へのツアー事業を始めるが、今後、対北制裁が解除されれば韓国人（対象の）ツアー事業も推進する」との計画を示した。

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原文記事
出所：聨合ニュース(2018.09.28)