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聨合ニュースによると、
同グループはこの日、中部の忠清北道・忠州にある現代モービスの工場で水素燃料電池システム(燃料電池スタック)の増産に向けた第2工場の新築起工式を開いた。第2工場を19年末までに完成させ、燃料電池スタックの生産能力を現在の年間3000台分から22年には4万台分に引き上げる計画だ。
燃料電池スタックは水素と空気中の酸素を化学反応させて電気をつくるFCVの中核部品で、韓国では忠州の工場でのみ生産されている。
現代自動車グループは起工式に合わせ、30年に国内で年50万台のFCV(乗用車と商用車)生産体制を構築することを骨子とする中長期ビジョンも発表した。これに向け、約124の部品協力会社とともに研究開発(R&D)や設備拡充に計7兆6000億ウォン(約7610億円)を投じる計画だ。グループと協力会社の投資により、30年までに5万1000人の新規雇用が生まれると見込まれる。
同グループはまず、FCVの生産能力を現在の年3000台から20年には約4倍の1万1000台に引き上げるため、協力会社とともに19年からの2年間に3000億ウォンを投じる方針だ。
現代自動車グループはさらに、世界最高レベルの技術力を持つ燃料電池システムを外部に供給する新たな事業も推進すると明らかにした。FCV市場への参入を望む競合完成車メーカーをはじめ、船舶や鉄道、フォークリフトなどの分野で燃料電池システムの需要が生じるとみている。
tnak51@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2018.12.11)