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韓国政府、「2020年までスマート工場3万個構築」で製造革新をリードする
作成日
2018.12.17

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】キム・ヨンスク記者=韓国政府が2022年までスマート工場3万個を構築し、スマート産業団地を全国10ヵ所に造成する。

国内製造中小企業の半分をスマート工場に変え、「中小企業製造大国」を実現する狙いだ。

中小ベンチャー企業部と産業通商資源部など3つの省庁は13日、慶尚南道庁にて「中小企業スマート製造革新戦略報告会」を開き、具体的な戦略を発表した。

まず、政府は2022年までスマート工場3万個とスマート産業団地を全国に造成することで安全な作業環境を作って労働災害を30%減らし、スマート工場で働く専門人材10万人を育成する計画を掲げた。

スマート工場は製品の製造過程に先端情報通信技術(ICT)を組み合わせ、自動的に制御する生産システムである。

生産性の向上や不良率の低減に貢献するだけでなく、リアルタイムで個別需要に対応する手段として注目を集めている。

韓国政府は2022年までスマート工場の構築目標を今年3月の2万個から3万個へと引き上げた。

中小ベンチャー企業部のホン・ジョンハク長官は「今まで中小企業の生産性向上は後回しになっていたが、これからは国家の命運をかけて、スマート化事業を推進する」と強調した。

政府は産業銀行1兆ウォン、企業銀行と中小企業振興公団5千億ウォンなど合わせて2兆ウォンをスマート工場設備のための投資資金として支援し、スマート工場を構築・供給する企業向けに3千億ウォンの専用ファンドを設立する計画だ。

また、地域主導型支援モデルを新設し、地方自治団体や大手企業の参加を誘導する。

政府は中小企業のスマート工場構築事業に参加する大手企業に対し「同伴成長指数」評価の際、加点を与えるなどインセンティブを拡大する計画だ。

さらに、大手企業で働いた経験のあるスマート工場技術専門家100人を来年「スマートマイスター」として、中小企業に派遣する計画だ。専門家らは中小企業でスマート工場の構築関連のコンサルティングを行い、技術支援・アフタケア・ノウハウなどを伝授する計画だ。

スマート工場を供給する企業育成にも乗り出す。

来年に製造データを収集・分析する「ビックデータセンター」とフラットフォームを構築し、中小企業部研究・開発(R&D)予算1兆1千億ウォンの20%を供給企業向けに支援する。

政府はスマート工場供給企業の海外進出を支援するための「ショールーム」を設立する。

2022年までスマート工場運営人材5万人を育成するという従来の目標も10万人に引き上げた。

また、政府は産業団地をスマート製造革新の拠点に育成し、データを連結・共有することで新産業を創出する「スマート産業団地」プロジェクトを推進する。

ホン長官は「大手企業も協力会社をスマート工場に変えるのが競争力向上につながるということに気づいており、参加する企業がどんどん増えると思う」とし「スマート工場を構築する中小企業には金融支援だけでなく、販路開拓やR&D輸出などあらゆる支援を行う計画だ」と説明した。

nomad@yna.co.kr

聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>




原文記事
出所:聨合ニュース(2018.12.13)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。


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