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KAI「2030年まで航空産業20兆ウォン達成 韓国型民航機開発」
作成日
2019.01.18

聨合ニュースによると、


【ソウル聨合ニュース】キム・ドンヒョン記者=韓国航空宇宙産業(KAI)が2030年までに国家航空宇宙産業を年間20兆ウォン規模に成長、強小企業1000社を育成する目標を提示した。

KAIは、南北和解ムードになれば、米国航空機のライセンスを取得、生産して北東アジア地域に投入し、長期的に韓国型民間航空機を独自開発するなど、民需産業を積極的に育成する計画だ。

KAIは17日、ソウル空軍会館で開かれた記者懇談会でこのような内容を含めた「航空宇宙産業発展戦略」を発表した。

KAIは、航空宇宙産業の成長をけん引し、2030年の国内航空宇宙産業の生産規模を20兆ウォンに成長、雇用も17万に増やす目標を提示した。

軍需産業と完製機の輸出より不確実性が少なく、成長可能性と収益性の高い民需産業を重点的に育成する計画だ。

現在、KAIの民需産業は航空機主翼と胴体構造物など機体の構造物をボーイングとエアバスなどに納品している。

KAIは同分野で最高企業に成長する一方、民航機市場の成長に対して、韓国ブランドの「民需完製機」を開発する計画だ。

新たに開発する航空機の核心技術をボーイング、エアバスなどの顧客企業と共同開発、韓半島(朝鮮半島)とアジアに適した韓国ブランドの100席以下の中型機の開発を推進する。

KAIは、南北和解ムードになったら、北朝鮮をはじめ北東アジア一帯の航空機の需要が急増すると見通す。

KAIは韓国型民航機約400台を販売、約12兆ウォンの売上高を達成する目標を設定した。

また、第4次産業革命時代に備えて、世界的に需要が急増すると予想される無人機を多様化し、個人用無人移動体(PAV)の開発を通じて未来型無人移動体市場を開拓する。

軍需分野では、武装能力を強化したT/FA-50、航空電子装備を改良したKT-1、砂漠型スリオンなどを通じて、中南米と東南アジアの輸出ニッチ市場を攻略する計画だ。

韓国の航空宇宙産業の規模は、2017年に約4兆ウォンで、同分野の最大手ボーイング(105兆ウォン)、エアバス(82兆ウォン)、ロッキードマーティン(58兆ウォン)の売上より小さい。KAIの2017年の売上は2兆1000億ウォンで、昨年の売上は2兆7000億ウォンと見込んでいる。

KAIは産業競争力の基盤となる新規協力会社の育成にも力を入れる方針だ。

KAIは昨年、専従組織を新設し、航空宇宙分野の協力会社110社を新たに発掘、協力会社を336社余りに増やした。

また、自立的な成長や協力会社の発掘を通じて同産業の雇用が2017年の1万4000人から、2030年は17万2000人と増加することを期待している。

KAIは、航空宇宙産業が成長するためには、米国や欧州、日本のように国家支援が切実だという立場だ。

キム・ジョウォン社長は「航空宇宙産業の発展戦略が実現するには、政府と自治体、産業界の協力による新しい共存モデルの構築が必要」と述べた。

young@yna.co.kr

聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>




原文記事
出所:聨合ニュース(2019.01.17)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。


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