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聨合ニュースによると、
企画財政部が同日発表した「第1四半期海外直接投資動向」によると、1~3月期の海外直接投資額は141億1000万ドル(約1兆5300億円)で、前年同期比44.9%増加した。これは四半期ベースの投資額として過去最高で、増加率は2017年1~3月期(62.9%増)以降の8四半期で最大だった。
企画財政部は、1~3月期の海外直接投資が過去最高額を記録したのは、前年同期の投資額(97億4000億ドル)が四半期ベースの平均値(過去9四半期の平均120億5000万ドル)から大幅に減少した反動によるものだと説明した。
業種別では製造業が前年同期比140.2%増の57億9000万ドルで最も多く、1~3月期の製造業投資額は四半期ベースで過去最高だった。
これは現地市場での販売拡大のための大型M&A(合併・買収)と生産施設増設への投資が増加したためと分析される。
企画財政部の関係者は「米国の食品メーカーへの投資と中国の電子企業のディスプレー投資があった」と説明した。
国別では米国、中国で増加傾向が目立った。
米国への直接投資は36億5000万ドルで、前年同期比95.2%増加した。
保護貿易の拡大により、米国現地市場への進出が目的の投資が増加したためだ。
中国は半導体、情報通信技術(ICT)など生産施設増設のための投資が増え、156.1%増の16億9000万ドルを記録した。
地域別ではアジア(51億8000万ドル)、北米(41億7000万ドル)、欧州(28億6000万ドル)、中南米(15億7000万ドル)などの順だった。
海外投資の増加に反し、国内投資は全般的に不振から脱却できていない。
設備投資指数は今年1~3月期に前年同期比17.4%減少し、昨年4~6月期から4四半期連続で減少傾向が続いている。
企画財政部の関係者は「韓国は小規模開放経済のため、現地市場への進出のために海外投資の増加が避けられない面があり、他国と比較すると海外投資金額の累計は低い水準だ」とし、「先進国になるほど海外投資が増えるため、今後も増加傾向を示すと予測される」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr
出所:聨合ニュース(2019.06.14)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。