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聨合ニュースによると、
平沢港で韓国・起亜自動車のEV「ニロ」をはじめとする環境対応車(エコカー)468台を積み込んだ自動車運搬船は南部の光陽港、蔚山港でさらに約1900台を積載し、ドイツやポルトガル、フィンランド、デンマークなど欧州6カ国へ向かう。
3港で船積みされる輸出車両は計約4260台で、このうちエコカーが半分以上を占める。
ニロは起亜のエコカー専用モデルで、韓国製エコカーのうち最も多く輸出されている車両だ。
EVや燃料電池車(FCV)などエコカーの輸出台数は、2013~19年の累計で70万台を突破した。
エコカーの輸出先は広がっており、19年のニロの輸出先は前年より9カ国多い60カ国・地域に増えた。
輸出車種も一般乗用車だけでなく、バスやトラックなどに多様化している。
最近ではインドのEVバス市場への進出が具体化するなど、これまで日本車が絶対優位にあった東南アジアの自動車市場でも韓国製エコカーの影響力が強まっている。
東南アジア市場はトヨタ(シェア39%)やホンダ(同19%)、ダイハツ(同18%)など日本車メーカーの牙城で、韓国のシェアは4%にとどまっている。
特にインドネシアは日本勢が97%のシェアを占める。
韓国の政府と業界は、超小型EVや清掃車などを活用して東南アジア市場や欧州市場に食い込む考えだ。
また、FCVのラインアップを特殊用途車やダンプカーなどに拡充していく予定にしている。
tnak51@yna.co.kr
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出所:聨合ニュース(2020.1.3)