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サムスン電子の5G対応TCU BMWのEVに供給へ
作成日
2020.01.13

外聨合ニュースによると、


【ラスベガス聯合ニュース】韓国のサムスン電子は8日、米ラスベガスで開催中の世界最大のデジタル技術見本市「CES」で、第5世代(5G)移動通信システムを用いた車両向けテレマティクス・コントロール・ユニット(TCU)の技術を披露した。

同社の傘下で車載マルチメディアシステムなどを手掛けるハーマンと共同開発したもので、「5G TCUが実際の車両に用いられる最初の事例」として独BMWの電気自動車(EV)「iNEXT(アイネクスト)」に搭載される。

同モデルは来年量産予定。

5G技術を用いたTCUは数多くの情報をリアルタイムで車両に提供し、多様なコネクテッドカー(つながる車)サービスを具現化する。

走行中でも高画質のコンテンツやマップをダウンロードすることができ、途切れることなくテレビ会議も行えるという。

車内に分散していたアンテナも一つにまとめ、「コンフォーマルアンテナ」として車両上段に設置した。

サムスン電子とハーマンは共同開発した製品をまずBMWに供給する。

サムスン電子の電装事業チーム長を務める朴鐘桓(パク・ジョンファン)副社長は2件目と3件目の受注にも成功したとしながら、「5G TCUではハーマンが世界一になるだろう」と自信を示した。

サムスン電子は韓国通信大手SKテレコムと共に、同技術をソウル市のバスとタクシーに搭載して実証事業を進めているという。

朴氏は「ハーマンの売上高のうち電装部門は毎年10%ずつ成長している。

金額は年10億ドル(約1080億円)以上で、受注目標額を常に上回っている」と明らかにした。

2022年と23年度も2桁台の成長を見込む。

mgk1202@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2020.1.8)

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