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72兆ウォン規模の世界鉄道車両部品市場 国産化向け研究・開発を推進
作成日
2020.04.28

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】チャン・ハナ記者=政府が鉄道車両部品の製作技術・産業の国内量産化を図り、国際競争力を強化するため、鉄道車両部品の研究開発事業を本格的に開始する。

国土交通部によると、2025年まで6年間、国費1220億ウォンを投入して鉄道車両部品の研究開発事業を推進することを21日に明らかにした。

今回の事業は、需要が多いが海外依存度の高い部品10種の国産化向けの開発、海外市場の競争力を確保するための未来先導型部品5種の開発に分けて行われる。

これにより、次世代主力高速列車として運行されるEMU-250とEMU-320の核心部品10種をはじめ、都市鉄道車両用部品3種、トラム用1種、物流車両用1種の計15種の鉄道車両部品を2025年までに開発する。

研究開発成果の商用化のため、鉄道車両の完成車や部品メーカーなどの産業界、鉄道運営機関、研究機関などで構成された実用化支援システムを構築する。

今年は開発部品に対する概念設計案と基本設計案をまとめ、来年から詳細設計案と試作品の製作に突入する。

世界の鉄道市場は2018年1月現在で232兆ウォン規模で年平均2.6%ずつ高成長しており、このうち鉄道車両部品市場は72兆ウォン規模で鉄道市場の31%を占める。

一方、韓国の鉄道車両部品のシェアは9千億ウォンで、世界シェアは1.3%に過ぎない。

これは部品業界の大多数が零細企業で、鉄道先進国との相当な技術格差が存在するためだ。

今回の事業で、中小企業など部品業界は国産化技術力を確保し、国内需要先に安定的に納品するのはもちろん、未来先導型部品開発で部品輸出など海外市場におけるシェアを拡大して、売上の最大化や国際的競争力を持つ企業に成長する機会になることが期待される。

国土部と国土交通科学技術振興院は22日午後、振興院で事業着手報告会を開催する予定だ。

ソン・シファ国土部鉄道運行安全課長は「今後も鉄道車両部品業界の技術革新と産業革新を支援する計画」とし「部品産業界の量産化を図り、世界競争力を持つ国家代表企業が生まれるように最適型の支援策を実施したい」と述べた。

hanajjang@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2020.4.21)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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