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聨合ニュースによると、
貿易協会によると、新型コロナの影響で今年1~3月期は全体的な輸出は振るわなかったが、韓国の防疫が模範事例として注目を集めたことなどから、清浄家電、医療用品・医薬品、衛生用品、健康補助食品などの輸出は逆に好調をみせた。
清浄家電は、1~3月期に空気清浄機と温水洗浄便座の輸出額が前年同期比178.5%と117.0%、それぞれ急増し、衣類乾燥機(53.7%増)、真空掃除機(46.1%増)、浄水器(20.6%増)なども2桁の増加率となった。
医療用品・医薬品の輸出額は診断キットが67.1%、医薬品が52.5%、体温計が50.5%、血圧計が20.1%、それぞれ増加した。
衛生用品は消毒剤の輸出額が870.5%の大幅増を記録。
健康と免疫への関心が高まり、ビタミン(6.8%増)などの健康補助食品も輸出が伸びた。
主な市場ごとにみると、中国向けは紅参製品やビタミンなど、免疫力強化に効果があるとされる健康補助食品の輸出増加が目立った。
紅参抽出物の輸出総額は1~3月期に前年同期比50.6%減少したが、対中輸出は232.2%急増した。ビタミンの対中輸出の増加率は35.7%で、輸出全体の増加率の5倍以上だった。
米国では、トイレットペーパーが品薄になったことで温水洗浄便座が関心を集めた。
1~3月期の温水洗浄便座の対米輸出額は7万6000ドル(約820万円)で、前年同期比4019.5%激増した。
また、在宅勤務やオンライン授業の影響で記憶装置のソリッドステートドライブ(SSD)の輸出が296.7%、モニター・ウェブカメラが29.7%、それぞれ増加した。
高齢人口の多い欧州連合(EU)では、韓国製の家庭用医療用品が人気を集めた。
血圧計(68.9%増)と体温計(126.1%増)の輸出が伸び、医薬品(111.2%増)や診断キット(105.4%増)も2倍に拡大した。
貿易協会は「新型コロナ感染の広がりに伴い需要が鈍る中でも、消費や生活のスタイルが変化し、世界的に優秀性を認められた韓国製品の輸出が良い実績を収めた」と分析している。
tnak51@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2020.5.15)