Invest KOREA

聨合ニュースによると、

【ソウル聯合ニュース】韓国の産業通商資源部は９日、オーストラリア政府と両国間の自由貿易協定（ＦＴＡ）に関する共同委員会をテレビ会議形式で開催し、ＦＴＡの履行状況を点検するとともに活用促進策を話し合った。

韓国とオーストラリアのＦＴＡは２０１４年１２月の発効から丸６年がたつ。

韓国は主に自動車などの工業製品や灯油などの石油製品をオーストラリアに輸出しており、同国からは有煙炭や天然ガスなどの天然資源を輸入している。

オーストラリアとのＦＴＡの輸出活用率は１９年基準で８２．８％と、韓国が結んだその他のＦＴＡの活用率平均（７４．９％）を上回る。

輸出活用率はＦＴＡ相手国に輸出する特恵対象品目に対し、特恵関税の適用を受けるための原産地証明書がどれだけ発給されたかを割合で示したもので、活用率が高いほど輸出でＦＴＡを多く活用していることを意味する。

両国は会議で、原産地を決定するルールである品目別原産地規則（ＰＳＲ）の変更加速、ＦＴＡ活用率統計の定期的な交換など、ＦＴＡ履行に伴う懸案を話し合った。品目別原産地規則の変更は、５年ごとに見直されるＨＳコード（輸出入統計品目番号）に合わせて原産地基準を変更し、ＦＴＡを活用する企業の利便性を高めるものだ。

tnak51@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所：聨合ニュース(2020.12.9)