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聨合ニュースによると、
OECDは今年の韓国の成長率見通しについて、昨年6月、同8月、同9月にそれぞれ3.1%とし、新型コロナウイルスの再拡大の影響などで、昨年12月には2.8%と下方修正した。
だが景気回復の流れを反映し、今回再び上方修正した。
今年の韓国の成長率見通しはこれまで韓国政府が3.2%、国際通貨基金(IMF)が3.1%、韓国開発研究院(KDI)が3.1%、韓国銀行(中央銀行)が3.0%と予想しており、OECDの見通しは最も高い。
企画財政部は「最近の世界経済の回復傾向、堅調な輸出・製造業の回復の流れ、補正予算など積極的な政策の効果などを反映して上方修正したとみられる」と述べた。
OECDは2022年の韓国の成長率見通しは前回より0.3ポイント低い3.1%とした。
昨年の韓国の成長率は主要20カ国・地域(G20)で、中国、トルコに次いで3位を記録した。
OECDは「効率的な防疫措置、政府の政策努力などがコロナによる衝撃の最小化に寄与した」と評価した。
OECDは年内に、コロナ以前の水準に回復する国はG20では韓国、米国、トルコ、オーストラリア、中国、インド、インドネシアの7カ国と見通した。
特に韓国は新型コロナの被害が相対的に少ないことに加え、回復が早く、昨年の成長率がG20の中で良好であり、ほかの国に比べて景気の振幅を最低限に抑え、危機前の経済規模に向かい回復していると同部は説明した。
一方、OECDは今年の米国の成長率見通しを昨年12月時点の3.2%から6.5%に上方修正し、日本も2.3%から2.7%に引き上げた。
中国の成長率は8.0%から7.8%に下げた。
来年の成長率は米国が4.0%、日本が1.8%、中国が4.9%と見通した。
yugiri@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2021.3.9)