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聨合ニュースによると、
完成車メーカーは顧客獲得に向けて自社ブランド専用の充電施設を設置するなど充電インフラ拡大に乗り出した。
メルセデス・ベンツコリアは昨年末までに全国の展示場、サービスセンターに計100基を超える充電器を設置した。
今年は小型スポーツ多目的車(SUV)タイプのEV「EQA」、高級EVセダン「EQS」の発売を予定しており、充電インフラ拡充にも力を入れる計画だ。
アウディコリアもこれまでに全国の展示場とサービスセンターに専用の急速充電器計35基を設置した。
今年はEVのラインアップを強化し、持続的に充電器の数を増やしていく計画だ。
テスラは今年、全国の27カ所に専用の充電施設「スーパーチャージャー」を設置する。
同社は昨年の販売台数が1万台を超え、韓国で販売されたEV4台のうち1台を占めるほど顧客が急増した。
これを受け、現在33カ所にあるスーパーチャージャーを60カ所に増やす方針だ。
次世代のEV専用プラットフォーム(車台)を採用した新モデル「アイオニック(IONIQ)5」を先月公開した韓国・現代自動車は今年、全国の高速道路や都心の拠点に計120基の超急速充電器「ハイチャージャー」を設置する予定だ。
ハイチャージャーは現代が2019年に披露した350キロワット級の高出力・高効率の充電器で、アイオニック5のような大容量バッテリーが搭載されたEVは20分以内に80%まで充電が可能だ。
今月中に初のEV「EV6」を公開する現代の子会社、起亜は石油大手のGSカルテックスと協力して超急速充電インフラ拡大に乗り出す。
首都圏のGSカルテックスのガソリンスタンド4カ所に充電器8基を設置する予定だ。
また、顧客が希望する時間と場所で便利に充電できる充電サービス車両を派遣する「オンデマンド充電サービス」も推進している。
大多数の完成車メーカーがEVの新モデル発売を控えており、充電インフラ不足が障害になる可能性があるとの懸念が出ているため、今後も拡充に総力を傾けるとみられる。
hjc@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2021.3.15)