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聨合ニュースによると、
IMFは報告書で「主要国の景気回復に伴う輸出・投資の増加傾向と補正予算案などを反映し、今年の成長率見通しを上方修正した」と説明した。
成長率見通し3.6%は、経済協力開発機構(OECD)の3.3%や、韓国銀行(中央銀行)の3.0%だけでなく、韓国政府の見通しである3.2%をも上回る。
企画財政部は「新型コロナウイルスのワクチン接種が始まってから景気回復の様相が国ごとに異なっていて、わが国は総合的な政策対応や健全なファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を基に差別化に成功した」と評価した。
また「これはわが国の経済がコロナ危機から最も強く、はやく回復する先導グループ国の一つであることを意味する」と強調した。
ただIMFは確実な回復を示す輸出と違いサービス分野や消費の回復は不十分な状況であり、雇用も相変らずコロナ以前を大きく下回る水準だと指摘した。
政策の側面ではさらなる財政拡大を通じて、新型コロナで被害を受けた層に対する支援を強化しなければならないと提言した。
企画財政部は「4回目となる災難(災害)支援金などを盛り込んだ補正予算の早急な執行を通じて景気回復の動きを維持、拡大する一方、新たな成長エンジンの確保のための韓国版ニューディールの推進を加速させる計画」と説明した。
今回の報告書はIMFが1月13~28日に企画財政部や韓国銀行などと韓国経済の状況や見通しについて協議した結果が盛り込まれた。
yugiri@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2021.3.26)