本文のショートカット メインメニューのショートカット

投資ニュース

  • Home
  • Invest KOREAの紹介
  • ニュースルーム
  • 投資ニュース
水素燃料電池の寿命を延ばす白金ナノ構造電極を開発
作成日
2021.08.10

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】オ・スジン記者=国内研究チームが、超微細印刷技術を活用して水素燃料電池の寿命を延ばせる白金ナノ構造電極を開発した。

韓国科学技術研究院(KIST)は、水素・燃料電池研究センターのキム・ジンヨン博士(交信著者)と物質構造制御研究センターのキム・ジョンミン博士(第1著者)が韓国科学技術院(KAIST)のチョン・ヨンシク教授(交信著者)との共同研究で燃料電池腐食を解決する新たな形態の白金ナノ構造電極を開発したと8日、明らかにした。

水素燃料電池の触媒として使われる白金はナノメートル(nm)の大きさの時、くっつく性質があり安定していない。

このため、単独で触媒素材として活用できない。

現在商用化されている触媒は2-5nmの白金ナノ粒子を炭素粒子の上に付けて安定化するが、炭素粒子は燃料電池を繰り返し駆動する過程で腐食が発生し、燃料電池の性能は低下する。

研究チームは、炭素粒子を使わない安定的な白金触媒を作るためにスタンプのような簡単な超微細ナノ印刷工程を繰り返し白金構造物を積層した。

この工程を経て開発された電極は、鉄骨建築物のように構造物の間に空間ができ、厚さは既存の10分1以下に縮小された。

キム・ジンヨン博士は、「当該電極を使用すれば既存の商用触媒電極より最大出力密度が27%向上した」とし、「5千回以上の耐久性テストでも商用触媒は72%性能が減少したが、当該電極は18%減少した」と説明した。

チョン教授は、「燃料電池だけでなく触媒、センサー、バッテリーなど多様な電気化学応用分野で活用できる」と期待感を示した。

今回の研究は国際科学ジャーナルである『Science Advances』の最新号に掲載された。

kiki@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:聨合ニュース(2021.8.8)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
メタ情報