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IMFがSDR新規配分 韓国の外貨準備高117億ドル増加
作成日
2021.08.26


聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】国際通貨基金(IMF)が23日(現地時間)、約6500億ドル(約71兆円)規模の特別引き出し権(SDR)の一般配分を実施した。

韓国銀行(中央銀行)が伝えた。

SDRはIMFが設置する国際準備資産。外貨不足の際にドルやユーロ、日本円などに交換して支払いに使える。

出資比率に応じて各国に配分され、韓国は1.80%に該当する82億SDR(約117億ドル)が配分された。

韓国の7月末時点での外貨準備高は4586億8000万ドルでこのうち、SDRは35億ドルだった。

今回の配分により152億ドルに増加し、外貨準備高もその分増えた。

SDRの価値は、五つの通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円、中国人民元)の為替レートなどにより算出され、23日現在、1SDRは1.42ドルとなっている。

今回の配分は新型コロナウイルスによる危機の克服と、国際的な流動性を促進するために行われた。

先月に行われたIMF理事会で配分が支持され、今月2日に行われた190カ国・地域の加盟国による投票で、確定(賛成率98.5%)した。

韓国銀行は「IMFは先進国が保有するSDRを活用し、途上国を支援する方策を準備中で、今後IMF理事会や主要20カ国・地域(G20)を通じて具体化する計画」とし、「わが国もIMFなどとの協議を通じて低所得国の支援に参加する予定」と説明した。

yugiri@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:聨合ニュース(2021.8.23)
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