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聨合ニュースによると、
使用量シェアは中国の寧徳時代新能源科技(CATL)が1位を維持し、韓国のLGエナジーソリューションが2位、SKイノベーションが5位、サムスンSDIが6位につけた。
エネルギー市場専門の韓国調査会社、SNEリサーチが29日公表した資料によると、1~8月に世界で車両登録された純粋なEVとプラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車(HV)のバッテリーのエネルギー総量は162.0ギガワット時(GWh)で、前年同期の2.4倍に増えた。
中国市場の膨張が続き、中国勢がシェアを伸ばした。CATLが30.3%で世界1位を守り、比亜迪(BYD)が7.7%で4位となった。
韓国勢はLGエナジーソリューションが前年同期の2.5倍超となる39.7GWhでシェア24.5%を記録し、2位をキープ。SKイノベーションは約2.4倍の8.8GWhでシェア5.4%となり、順位は5位と前年同期より1ランクアップした。
サムスンSDIは約1.8倍の7.9GWhでシェア4.9%を記録。順位は1ランクダウンの6位となった。
韓国3社の成長は、各社のバッテリーを搭載したEVモデルの販売がけん引した。
LGエナジーソリューションはテスラやフォルクスワーゲン(VW)、フォード・モーター、SKイノベーションは現代自動車と子会社の起亜、メルセデス・ベンツ、サムスンSDIはフィアット、アウディなどのEVモデルの販売好調が成長につながった。
パナソニックなど日本勢の成長率は市場の平均を大きく下回り、大半はシェアを落とした。
SNEリサーチは、韓国3社の伸びを評価しながらも「中国の攻勢が激しく、見通しはさほど明るくなさそうだ」と指摘。
「3社は成長戦略の整備などにより活路を切り開いていくべきだ」と助言した。
tnak51@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2021.9.29)