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世界1位の半導体装置メーカーASML、華城市東灘に2400億ウォン投資
作成日
2021.11.26


 


世界最大の半導体露光装置(極紫外線を利用して半導体を生産する装置)企業であるオランダのASMLが、京畿道・華城市東灘に約2400億ウォン規模の投資を決定した。

京畿道知事権限代行のオ・ビョングォン、華城市長のソ・チョルモ市長、ASMLのPeter Wennink最高経営責任者(CEO)、ASMLコリアのイ・ウギョン代表は18日、華城市石隅洞のASMLコリアでこのような内容を盛り込んだ投資協約を締結し、投資と半導体部門の人材養成など地域の共存協力を約束した。

締結した協約によると、ASMLは部品再製造施設(リペアセンター)や教育センター(トレーニングセンター)、体験館などを集積化したクラスター造成に約2400億ウォンを投資する計画だ。

京畿道と華城市は、ASMLコリアの投資が順調に行われるように、関連許認可など行政支援に積極的に協力し、産学連携および素材・部品・装置(素部装)の国産化などを積極的に支援することにした。

ASMLコリアは2024年に東灘2都市支援施設用地の約1万6000㎡の敷地に1500人が収容できるクラスターに入居する予定だ。

教育センターの運営を拡大し、国内外の装置専門家教育を含め、地域内の学生を対象に半導体体験センター、科学キャンプ、産学研究支援など活発な教育・研究支援活動を推進する方針だ。

これに先立ち政府は今年5月、K-半導体推進戦略を発表し、半導体供給網安定化対策で短期間の追撃が難しい最先端技術分野(露光、エッチング、素材)の積極的な誘致とASMLトレーニングセンター誘致の重要性を言及した。

今回の投資でASMLコリアは韓国の大規模半導体産業投資に対応するため、部品の好循環方式である再製造事業を拡大し、京畿道に位置する半導体分野の革新企業との協業を強化する見通しだ。

Peter Wennink会長は、「韓国は1996年から顧客と共にしてきたASMLにとって非常に重要な市場だ。このためトレーニングセンターと再製造センター、地域寄与が強化されたクラスター投資を決定した」とし、「今後も韓国半導体産業に寄与することを期待している」と述べた。

オ・ビョングォン京畿道知事権限代行は、「今回の協約で優れた技術力を持っている道内の素部装関連中小企業との協業がより活性化し、我が国の製造業をより強固にすることを期待している」とし、「今回の投資が滞りなく進められるよう積極的に支援する計画」と明らかにした。

ASMLは1984年にオランダのフェルトホーフェンで従業員約30人で開始し、2021年現在は世界16ヵ国に3万人の従業員と年間19兆ウォンの売上高を記録する世界最大の半導体装置会社だ。

ASMLコリアは1996年に華城市石隅洞で半導体装置エンジニアリングサービスを通じて国内の主要総合半導体企業に露光装置を提供してきており、2019年には部品修理センター(再製造)を国内に開所した。

原文記事
出所:ニューシース(2021.11.18)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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