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炭素中立・発射体への支援拡大 研究開発に約6200億円=韓国政府
作成日
2022.01.07

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】韓国の科学技術情報通信部は2日、二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにする炭素中立(カーボンニュートラル)の中核技術確保や「韓国型発射体高度化事業」への支援を拡大するなど、今年の研究開発(R&D)事業に前年比11.6%増の6兆4227億ウォン(約6200億円)を投入することを柱とする「科学技術・ICT(情報通信技術)分野研究開発事業総合施行計画」を確定し、事業を本格的に推進すると発表した。

同計画に盛り込まれた予算は科学技術分野が5兆491億ウォン、ICT分野が1兆3736億ウォンとなっている。

科学技術情報通信部は「国家間の技術覇権競争が激しくなり、技術革新が加速化する状況で未来の技術強国として飛躍し、デジタル大転換を加速化させるよう、3分野の重点投資方向を設定した」と説明した。

1兆2800億ウォンを投入し、炭素資源化や二次電池(バッテリー)など炭素中立の実現に必要な中核技術を確保。

先端バイオなど革新成長をけん引する分野の研究開発支援を拡大する方針だ。

韓国の独自技術で開発したロケット「ヌリ」の2回目の打ち上げと発射体高度化事業に1727億ウォンを支援するとともに、韓国型測位システム(KPS)開発に着手し、宇宙技術を確保する。

人工知能(AI)などICTの研究開発支援を1兆400億ウォンに拡大する。

基礎研究予算は2兆136億ウォンで、前年比11.8%増やし、研究者中心の基礎研究を拡大し、未来有望分野の専門人材の育成を目指す。

kimchiboxs@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:聨合ニュース(2022.01.02)
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