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韓国産のブドウやイチゴ中国で人気
作成日
2022.01.14



韓国産イチゴとブドウが世界的に人気を集めている。

昨年、輸出が20%ずつ増加し、二つのフォームの合計輸出額が初めて1億ドルを突破した。

シャインマスカット、ブドウ、金糸、梅香(メヒャン)イチゴなどが、香港や中国などで好反応を得た結果だ。

13日、農林畜産食品省によると、イチゴやブドウの昨年の輸出額は、それぞれ6450万ドルと6450万ドルを記録した。

合わせると1億3100万ドルで、史上初めて1億ドルを突破した。

農食品省によると、イチゴの輸出額は、2020年に比べ20.0%増加し、ブドウは24.1%増えた。

両品目は、政府が輸出拡大に向けて「スター品目」に指定した果物だ。

農食品省は、イチゴ・ブドウの対米輸出拡大のため、生産から保存、流通、マーケティング、バイヤーを発掘、販売に至る前過程で輸出競争力を持つことができるように支援していると説明した。

イチゴの場合、これまで積極的な品種開発が通じたものと評価される。

昨年、国産の品種の普及率が96.4%に高まったが、特に輸出用として使われる梅香、金糸、キングスベリーなどが海外市場で品質を認められているということだ。

市場特性を考慮してシンガポールでは、高級ホテルの有名な料理士を通じてデザートメニューを発売し、ベトナム、タイでは韓国に関心が高い点を活用し、プレミアムの店舗を中心にマーケティングを集中したことが、プレミアムのイメージと需要を広めるのに功を奏したと農食品部は説明した。

コロナの影響による全世界的な物流難に対応し、大韓航空と協業で主な輸出時期の12月から翌年4月までに、シンガポールと香港路線に専用航空機を運営したのも、輸出拡大につながったと評価される。

ブドウは、シャインマスカットを中心に輸出が増えた。

海外の高級ホテル、大型百貨店など最高級ショップを中心に品質競争力を備えた韓国産シャインマスカットに対する人気が高まっているというのが政府の説明だ。

中国高級の流通売場では、1本に約12万ウォン(約1万1650円)ほど高価で販売されている。

生産者たちが自発的に品質、安全性基準を運営して政府が貯蔵施設および技術を支援し、従来の12月に輸出が締め切られていたものを、翌年3月まで輸出時期を延長するなど努力の結果、という説明だ。

農食品省は、今年もイチゴやブドウの輸出成長を続けていくため、現場でまだ不足な部分を探して、支援策を模索していく一方、市場別消費の特性、需要先など、市場需要を綿密に分析して国家別差別化された輸出戦略を具体化していく計画だと明らかにした。

チョンハンヨン農食品部・食品産業政策官は「コロナが続く厳しい状況の中でイチゴ・ブドウの対米輸出1億ドルの達成は、輸出農家中心に優秀な栽培技術を拡散するなど、高品質の農産物の生産を通じた輸出拡大を持続的に努力してきた成果でその意味が大きい。

今年も輸出農家が輸出を先導することができるように、力量を強化して、韓国産農産物のプレミアムイメージをさらに強固にし、食品の輸出が一段階成長できるよう努力したい」と強調した。

記者 カン・ジンギュ josep@hankyung.com
<著作権者(c)韓国経済。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:韓国経済(2022.01.13)
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