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昨年の造船業受注実績は1千744万CGT(標準貨物船換算トン数)と集計され、2013年(1千845万CGT)以来8年ぶりの最高値を記録した。
これは前年(823万CGT)比2倍以上の実績であり、新型コロナウイルス感染拡大以前の2019年(958万CGT)比85%増となる。
「ビッグ3」とされる現代重工業、大宇造船海洋、サムスン重工業は計100億ドル以上を受注し、受注目標を早期に達成した。
現代重工業、現代尾浦造船、現代三湖重工業の現代系列の3社は、目標受注額の53%を超えた228億ドルを受注した。
サムスン重工業や大宇造船もそれぞれ、目標値より34%増の122億ドルと122億ドルの受注実績を上げた。
活気を取り戻した業況は今年も続く見通しだ。
大宇造船は1月6日、液化天然ガス(LNG)運搬船の受注を皮切りに、現在までLNG運搬船3隻と海洋プラント1機を契約した。
現代重工業グループの造船持株会社である韓国造船海洋は、今年に入って合計24隻を受注し、年間目標額174億4千万ドルの16.7%を達成した。
このような受注ラリーは、スーパーサイクルを迎えて急増した発注量の影響と見られる。
コロナ禍克服への期待感と景気回復による海上物流の増加で、回復傾向が続く予定だ。
環境規制強化を受け、エコ船舶やスマート船舶への関心も高まっている。
洋上風力発電と海洋プラント受注も期待される。
造船業界のトレンドがエコ・高付加価値船舶に移りつつある中、韓国の造船業界は技術力を基に関連分野で存在感を放っている。
昨年、高付加価値船舶の全体発注量の65%を韓国が受注し、市場シェア1位を占めた。
エコ船舶も、全体発注量の64%を受注し、世界の受注量トップを達成した。
造船業界の関係者は、「優秀な技術力を基に高付加価値船舶を中心に受注して収益性を上げ、『世界1位の造船大国』の影響力を守るよう努力していきたい」と述べた。
contactje@yna.co.kr
原文記事
出所:聯合ニュース(2022.2.2)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。