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ハンファディフェンス、豪州の装甲車工場着工
作成日
2022.04.11



ハンファディフェンスが、自走砲と弾薬運搬装甲車を生産する豪州工場に着工したと、8日発表した。

韓国国防産業が、海外に生産拠点を確保したのは今回が初めてだ。

同日、ビクトリア州ジロン市で開かれたハンファ装甲車生産センター(H-ACE)着工式には、スコット·モリソン豪首相とカン·ウンホ防衛事業庁長、ソン·ジェイル・ハンファディフェンス社長らが出席した。

H-ACEは、ジロンシアバロン空港15万㎡の敷地に建設される。

3万2000平方メートルの大きさの生産工場やドーハ性能試験場、射撃場、研究開発(R&D)センターなどが次々と設立される。

ハンファディフェンスは、2024年に完工する同工場で、韓国産K-9自走砲の豪州型モデルであるAS9「ハンツマン」30門とAS10防護弾薬運搬装甲車15台を生産する。

生産された自走砲と装甲車は、2027年までにオーストラリア陸軍に納品する予定だ。

ハンファディフェンスとオーストラリア政府は昨年12月、1兆ウォン(約1000億円)規模の1次自走砲供給契約を結んだ。

今年発表を控えた豪陸軍の「未来軌道型装甲車導入事業」の入札結果によって、レッドバック装甲車も生産できる。

レッドバックは、ハンファディフェンスがイスラエル、オーストラリア、カナダなどとともに開発した第5世代歩兵戦闘装甲車だ。

モリソン首相は「今回の着工式はオーストラリアと韓国が構築した協力を象徴する」と述べた。

ソン社長は「韓国防衛産業企業としては初めて海外生産基地を確保するという意味がある」と述べた。

記者 キム·イクファン lovepen@hankyung.com
<著作権者(c)韓国経済。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:韓国経済(2022.04.08)
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