本文のショートカット メインメニューのショートカット

投資ニュース

  • Home
  • Invest KOREAの紹介
  • ニュースルーム
  • 投資ニュース
産業部、今年水素産業研究開発に1千718億ウォン投資 前年比62%増
作成日
2022.04.11


 


(ソウル聯合ニュース)クォン・ヘジン記者=産業通商資源部(産資部)によると、今年、水素産業全サイクル分野における国家研究開発プロジェクトに1千718億ウォンを支援するとは6日に明らかにした。

これは前年の1千60億ウォンより62%増加し、新規研究開発プロジェクトにのみ過去最大規模の442億ウォンが投入される。

支援対象は「水素生産、貯蔵、活用及び安全など水素経済産業における中核技術の開発と確保」というテーマに沿って選定された。

その中でも大規模な実証課題を通じ、現在の研究段階の水素技術を速やかに商用化することに重点を置いたと産業部は説明した。

まず水素生産分野では、済州・旧左邑にある30MW規模の風力団地内に12.5MW級の水電解設備を構築し、風力団地で生産された電力をベースにグリーン水素を生産する実証事業を展開する。

同プロジェクトが成功すると、2026年に年間1千トン規模のクリーン水素が生産され、済州道内水素ごみ収集車約300台と水素タービン混焼(混合燃焼)の発電などに活用される。

貯蔵・活用分野では、気体水素比約800分の1で体積削減が可能な液化水素の貯蔵技術、水素タンク・圧縮機など水素装置部品のコスト削減と高性能化技術の開発を推進する。

3トン級液化水素トレーラーの開発および実証事業も支援対象に含まれた。

現在、液化水素トレーラーは全て外国製であり、同プロジェクトが成功すると、2025年に国内液化水素プラントから排出する液化水素を韓国の技術で生産したトレーラーで運ぶことができる。

これとともに、商用車用水素貯蔵容器のコストを30%以上削減することを目指した技術開発、鉄鋼業界や物流業界の大規模フォークリフト使用現場で100台規模の水素フォークリフト運行実証も展開する。

安全分野では、韓国型液化水素の安全基準を設定するため、中核部品と施設の性能を検証し、安全性を評価する技術開発を展開する。

産業部のヤン・ビョンネ水素経済政策官は、「高い原油価格と炭素中立(カーボンニュートラル)を同時に解決できる水素経済への転換は逆らえない流れ」とし、「グリーン水素生産、水素モビリティの拡大など水素経済の全分野における技術力確保のための支援を強化する計画」と述べた。

lucid@yna.co.kr

原文記事
出所:聯合ニュース(2022.4.6)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
メタ情報