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CJグループ、Kコンテンツ・フードに5年間20兆ウォンを投資
作成日
2022.06.10



CJグループは今後5年間、コンテンツと食品、プラットフォームなどの「未来・ライフスタイル」を導く分野に合計20兆ウォンの投資を行うと30日発表した。

投資で発生する採用規模は3万人に至るとCJグループは説明した。

CJグループはグループの「4代成長エンジン」関連事業に集中的に投資を行う方針だ。

イ・ジェヒョンCJ会長は昨年の11月に、グループの中期目標としてウェルニス(健康)、持続可能性、を未来の成長キーワードとして提示した。

投資金額の半分以上は文化部門に集中される。

文化部門だけで12兆ウォンの投資が行われる予定だ。

『パラサイト:半地下の家族』のような世界的に認定される「ウェールメードコンテンツ」を制作できる力量を確保するとの目標を立てた。

CJグループの関係者は「CJは1990年代半ばから映画、ドラマなどの文化事業に投資をし続けており、韓国の文化産業が世界的なレベルに到達するまでの流れを主導してきたグループである」とし、「これからも積極的な投資でソフトパワーを備える予定だ」と述べた。

CJが投資・配給した映画『Decision to Leave』のパク・チャヌク監督と『ベイビー・ブローカー』の主演だった俳優のソン・ガンホ氏は先日の28日にフランスのカンヌ国際映画祭でそれぞれ監督賞と男優主演賞を受賞する成果も出した。

韓国の食文化を世界に広げる事業も拡大する。

未来型食品を開発し、生産施設を増設する計画だ。

CJ第一製糖は餃子、インスタントご飯、チキン、キムチ、韓国式ヤンニョム、韓国海苔を6代グローバル戦略商品に選定し、育成している。米国市場では昨年、これらの戦略商品の売り上げが前年対比30%も増加した。

物流、コマースなどのプラットフォーム分野においては、インフラの拡充に焦点をおき、合計7兆ウォンを投資する。

CJ大韓通運は電子取引に最適化したインフラを構築し、物流運営の競争力を高める。

ビューティープラットフォームCJオリーブヤングは情報技術を活用し、サービスを高度化させる計画だ。

この分野でのグローバル売り上げの割合を徐々に増やしていくのが目標である。

ウェルニスと持続可能性分野では合計1兆ウォンを投資する。

ウェルニス分野ではバイオ医薬品委託開発生産施設(CDMO)に進出し、CJ第一製糖の天然調味素材と健康機能食品素材を高度化させる事業を進めている。

持続可能な発展のための、環境に優しいプラスチック素材(PHA)製品の生産施設も拡大する。

CJ第一製糖は今月の11日にインドネシアのバイオ工場でPHAの大量生産を始めた。

素材専門ブランド「PHACT」も新しく立ち上げた。

これらの投資の伴う雇用効果も期待されている。

CJグループの関係者は「投資が成功的に終われば、2026年までに毎年5000人以上を新しく採用できると思われる」と説明した。

記者 ハン・ギョンジェ hankyung@hankyung.com
<著作権者(c)韓国経済。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:韓国経済(2022.05.30)
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