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訪韓したポーランド国防相、K2戦車·K9自走砲に関心
作成日
2022.06.23



ポーランドが、韓国航空宇宙産業(KAI)のFA-50戦闘機、現代ロテムのK2戦車、ハンファディフェンスのK9自走砲などを導入する観測が強まっている。

ロシアに侵攻されたウクライナに自国兵器を送ったポーランドが、戦力空白を埋めるために韓国製戦闘機·戦車導入に乗り出すというシナリオだ。

KAIは17日、有価証券市場で600ウォン(1.09%)下がった5万4300ウォンで取引を終えた。

同日は下がったが、同社の株価はこの3か月間で39.6%、1年間で63.8%上昇した。

他の防衛産業のオーナーであるLIGネクスワンも1年間79.5%も高騰した。

最近の株価上昇の勢いは、ポーランドへの輸出の期待が反映された結果だ。

ポーランドのマリオシブワシュチャク国防長官は今月初めに訪韓し、KAI工場を訪問し、国産軽攻撃機FA-50を数十台購入する意思を明らかにしたという。

ポーランド空軍は、ウクライナを支援するためにソ連製ミグ29戦闘機を供与した。

航空戦力の空白を埋めるためにFA-50購買を推進しているという観測が出ている背景だ。

防衛産業界のある関係者は「ポーランドは、米国ロッキードマーティンのF-16導入を狙ったが、世界各国のF-16購買契約が集中し『プランB』が必要になった」とし「買収時点が延ばされるという憂慮でFA-50に目を向けた」と話した。

ポーランドは、現代ロテムのK2戦車、ハンファディフェンスのK9自走砲、LIGネクスワンの中距離地対空誘導兵器体系「天弓Ⅱ」などにも関心を示した。

13日、ポーランド軍指揮部会議でブワシュチャク長官は「性能が立証された韓国の歩兵戦闘装甲車(IFV)、自走砲、K2タンクなどを購入する」と明らかにした。

ポーランドは、ソ連製T-72戦車200台などを送り、その空白を埋めるためにK2戦車の導入を計画しているという説明だ。

防衛産業界の関係者は「米国をはじめとする西側諸国は戦車の在庫量があふれ、生産を停止して10年が過ぎた」とし、「現代ロテムは今もK2戦車工場を稼動し、性能と製品生産速度の面で他国を圧倒している」と説明した。

ポーランドとの契約が迫っているという観測も出ている。

ポーランド陸軍·空軍評価団をはじめ20人余りは、6~10日に訪韓し、KAI現代ロテムLIGネクスワンなどを訪問、製品を点検し輸出条件交渉を行ったと知られた。

記者 キム·イクファン lovepen@hankyung.com
<著作権者(c)韓国経済。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:韓国経済(2022.06.20)
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