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摂氏300度でも電気生産環境配慮型の圧電素子を世界初で開発
作成日
2022.07.21


 


(大田=聯合ニュース)チョン・ユンドク記者=摂氏300度でも微細な力で電気を生産できる環境配慮型圧電素子が世界で初めて開発された。

韓国原子力研究院によると、スマート機器診断研究部のイ・ギョンジャ、イ・ミング博士が慶北大学新素材工学科のパク・グィイル教授、ヒョン・ドンヨル学生と共に「高温環境作動型フレキシブル圧電素子」を開発したと14日明らかにした。

研究チームは、環境配慮型圧電物質であるカリウムソジウムニオベイト(KNN)に微細ドーピング方式でビスマス(Bi)系化合物を添加し、粉末状の圧電素子を生産した。

人体と環境に有害なチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)圧電物質を代替できるKNNは、高温で圧電性能が急激に低下する問題があったものの、研究チームはBi系化合物のドーピング量を微細に調節し最適の状態を発見した。

続いてKNN圧電粉末を熱的安定性が優れるポリイミド高分子と結合し、高温に耐える圧電素子を製作した。

300度でも電気を生産する圧電素子は世界初となる。

原子力研究院のチェ・ヨンチョルスマート機器診断研究部長は、「ウェアラブルデバイスなど人体に付着できるスマートセンサーに活用できる」とし、「後続研究を通じて高温と放射線に耐えられる原発用スマートセンサーも開発していきたい」と述べた。

今回の研究成果は、複合材料科学およびセラミック材料科学分野における著名な国際学術誌「コンポジットパートB(Composites PartB)」4月号と「ヨーロッパセラミック学会誌(Journal of the European Ceramic Society)」5月号に掲載された。

cobra@yna.co.kr

原文記事
出所:聯合ニュース(2022.7.14)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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