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聨合ニュースによると、
最大手の現代自動車と2番手の起亜によるEV専用モデルの発売が販売を押し上げた。
5社のEV販売台数は2015年には2558台だったが、17年に1万3303台と1万台を超え、18年は2万9441台、19年は2万9807台、20年は3万1356台、21年は7万3873台と爆発的に増加している。
自動車業界は、今の勢いが年末まで続けば今年の販売台数は13万台程度になると見込んでいる。
10月までの販売台数をメーカー別にみると、現代(高級車ブランド・ジェネシス含む)が6万573台、起亜が4万4088台、韓国GMが2497台、ルノーコリア自動車が516台、双竜自動車が109台だった。
現代と起亜が昨年発売したEV専用モデル「アイオニック5」「EV6」「GV60」が販売増をけん引している。
現代は今年「アイオニック6」を発売しており、起亜も来年前半に「EV9」の発売を予定していることから、両社のEV販売の増加ペースは一層加速する見通しだ。
一方、現代と起亜以外の3社にとっては急増するEV需要が負担になるとみられる。
韓国GMとルノーコリアは国内に専用生産施設を持たず、EVは全てを輸入に頼っている。双竜は今年2月に自社初のEV「コランド・Eモーション」を発売したが、販売台数はまだ少ない。
政府は無公害車普及目標を掲げ、自動車を製造・販売または輸入する企業に対し販売台数のうち一定割合をEVとするよう求めており、これら3社は事実上の罰金を払わねばならない危機に直面している。
韓国GMとルノーコリア、双竜は今年、国内販売に占めるEVの割合を8%以上とする必要があるが、6月まででいずれも1%前後にとどまった。
tnak51@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2022.11.30)