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聨合ニュースによると、

【ソウル聯合ニュース】韓国完成車大手の起亜が、２０３０年までに電気自動車（ＥＶ）１６０万台を含む年間４３０万台の世界販売を達成する計画を提示した。

２３年の販売目標（３２０万台）と比べると３４．４％増となる。ＥＶやハイブリッド車（ＨＶ）などエコカーの年間販売を２３８万台に増やし、販売全体にエコカーが占める比率を５５％まで引き上げる方針も示した。

ソウル市内のホテルで５日、株主・投資家向け説明会を開いて中長期の事業戦略と財務目標を発表した。

昨年の説明会で発表した３０年時点の目標値と比べ、総販売台数は３０万台、エコカー販売台数は３２万台、それぞれ増やした。エコカーの販売比率も３ポイント引き上げた。

起亜はこうした目標の達成に向け、今年前半に発売する大型多目的スポーツ車（ＳＵＶ）タイプのＥＶ「ＥＶ９」を含め、２７年までに計１５種のＥＶを売り出す計画だ。

自動運転、ソフトウエア・デファインド・ビークル（ＳＤＶ、ソフト主導車両）、パーパス・ビルト・ビークル（ＰＢＶ、特定目的の車両）など、新技術中心の商品戦略も継続的に推進する。

２５年以降に発売する全ての新車にコネクティビティーサービスを適用し、インターネット経由でソフトウエアを更新するオーバー・ジ・エア（ＯＴＡ）機能を搭載する。

自動運転に関しては、一定区間でハンドルから手を放して運転する「ハンズオフ」が可能なレベル３の自動運転システムをＥＶ９に搭載する。

２６年には、運転中に前方から目を離す「アイズオフ」が可能なシステムを実現する予定だ。

中長期の財務目標も引き上げた。

３０年の売上高目標は２２年比で８４％増の１６０兆ウォン（約１６兆円）、本業のもうけを示す営業利益は同１２２％増の１６兆ウォンとそれぞれ設定した。

tnak51@yna.co.kr
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原文記事
出所：聨合ニュース(2023.4.5)