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現代自グループ 30年までに韓国でEV分野に2.4兆円投資へ
作成日
2023.04.14

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】韓国完成車大手の現代自動車、起亜と自動車部品大手の現代モービスの現代自動車グループ3社は11日、2030年までの8年間に韓国国内の電気自動車(EV)分野に24兆ウォン(約2兆4200億円)を投資し、EV販売で世界トップ3に入るという目標を提示した。

ソウル近郊・京畿道華城市の起亜の生産拠点で開いたEV専用工場の起工式で投資計画を発表した。

起工式には尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領ら政府関係者、鄭義宣(チョン・ウィソン)会長をはじめとするグループ経営陣、現代や起亜の社員ら約200人が出席した。

同グループは先に、30年までに国内のEV分野へ21兆ウォンを投資すると発表していたが、投資額を3兆ウォン積み増した。

多額の投資を通じて30年に国内のEV生産台数を年151万台に引き上げ、海外工場を含めEV世界生産364万台を達成する考えだ。

国内での生産能力の拡大に向け、華城のEV専用工場の新設に加え、既存工場で生産ラインのEV専用への転換などを進める。

同グループは、30年までに31種のEVラインアップをそろえる計画だ。

今年は起亜が大型多目的スポーツ車(SUV)タイプの「EV9」、来年は現代が同じく大型SUVの「アイオニック7」をそれぞれ発売する。

華城に新設するEV専用工場は、同グループが29年ぶりに韓国国内に建設する完成車製造工場となる。

約9万9000平方メートルの用地に1兆ウォンを投じて建設し、25年後半の量産開始を目指す。

年産能力は15万台水準で、将来的に拡大を検討する。

同工場ではコンベヤーベルト式の従来の生産体制に先端知能型システムを取り入れ、顧客のさまざまなニーズを満たす多種・柔軟生産システムを備える。

人工知能(AI)を活用した設備の自動化、炭素排出量の低減技術も導入する。

配達やタクシーなど商業用のEVを生産する。

tnak51@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:聨合ニュース(2023.4.11)
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