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グローバル製薬会社メルク、韓国・大田へ生産施設設立
作成日
2023.05.10


 


(ソウル=聯合ニュース)チャ・デウン記者=グローバル製薬会社のメルク社が韓国大田にバイオ医薬品の原料生産施設を設立することを検討する。

韓国の産業通商資源部(産業部)によると、グランドハイアットソウルでメルク・ライフサイエンス、大田市とともにメルクの新たなアジア・太平洋バイオプロセス施設の韓国設立計画に関する投資協力了解覚書を締結したと3日明らかにした。

今回の協約には同社がアジア・太平洋地域の製薬・バイオ企業を対象にバイオ医薬品の原料を提供する生産施設を大田に設立を検討するという内容と、産業部と大田市が事業展開に必要な支援を提供するという内容が盛り込まれている。

今回の投資は、海外への依存度が高いバイオ原料の安定的なサプライチェーン(供給網)強化はもちろん、非首都圏の投資誘致という点で、地域経済の活性化へ大きく貢献すると産業部は期待している。

産業部のイ・チャンヤン長官は、今回の投資で設立されるバイオ原料生産施設は、アジア・太平洋全域をカバーする輸出拠点の役割を果たし、今後の韓国の輸出多角化の観点からも非常に重要だと評価した。

メルクライフサイエンスのマティアス・ハインゼル最高経営責任者(CEO)は、「今回の協約には韓国のバイオ産業の発展に貢献したいというメルクの意志が込められている」とし、「生産基地が完成すれば、韓国のバイオ産業において重要なハブとなるだろう」と確信した。

cha@yna.co.kr

原文記事
出所:聯合ニュース(2023.5.3)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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