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韓米FTA発効後に対米輸出が年平均5.5%増 全体の伸び上回る=韓国
作成日
2023.07.06

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は3日、産業界や通商分野の専門家と開いた韓米自由貿易協定(FTA)の成果に関するセミナーで、2012年3月の韓米FTA発効以降の10年間に韓国の輸出総額は年平均1.5%増加した一方、米国向け輸出額は年平均5.5%の伸びを記録し、FTAが対米輸出拡大の原動力になったと評価した。

政府系シンクタンクの対外経済政策研究院(KIEP)はセミナーで、韓米FTA発効から10年間の両国間の貿易データを基に経済的効果を分析した結果を発表した。

商品貿易では、FTA発効後に対米輸出額が年平均242億ドル(約3兆5000億円)増加した。

このうち31%に当たる75億ドルがFTAの効果によるものだった。

業種別では、化学・ゴム・プラスチック製品、自動車などの輸送用機器、鉄鋼・非鉄金属の分野でFTA発効後に輸出が大きく伸びた。

また、FTA発効後に韓国の対米投資額は年平均77億3000万ドル、米国の対韓投資額は12億7000万ドル、それぞれ増加した。

産業通商資源部は、韓米FTAを土台に両国間の貿易・投資が拡大し、相互供給網(サプライチェーン)の安定化が進んだと評価し、「両国間の同盟を一段と堅固な経済・供給網・技術同盟へと発展させていくべきだ」と指摘した。

tnak51@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:聨合ニュース(2023.7.3)
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