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聨合ニュースによると、
ビデオ物とはドラマやバラエティー番組など全ての映像コンテンツを指し、劇場公開されない映画も含む。
韓国の映像物等級委員会は政府が1998~2004年に推進した日本大衆文化の開放政策を受け、映画については等級分類を行って流通できるようにしたが、ビデオ物に対する等級分類申請は受け付けなかった。
このため、日本のビデオ物は映画館で上映するなどの方法で「映画」として等級分類を受けた上で動画配信されていた。
東京電力福島第1原発の事故を扱った米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル日本ドラマ「THE DAYS」の韓国での公開日が他の国より遅れたのもこのような規制のためだったが、一部では政治的圧力のためではないかと疑う声もあった。
文化体育観光部の朴普均(パク・ボギュン)長官は、グローバルスタンダードに合わない古い規制をなくすために等級分類の規制を廃止することを決めたとして、「今後もKコンテンツの競争力を高めるため、不要な規制を改善していく」と述べた。
ただし、成人向けのビデオ物の流通はこれまでと同様に映像物等級委員会の等級制度により制限される。
2021年の調査によると、映画、アニメーション、テレビ番組をはじめとする韓国コンテンツの日本への輸出額は18億ドル(約2510億円)で、日本コンテンツの韓国への輸入額(1億2000万ドル)の約15倍に上った。
ynhrm@yna.co.kr
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原文記事
出所:聨合ニュース(2023.7.12)