投資ニュース
- Home
- Invest KOREAの紹介
- ニュースルーム
- 投資ニュース
聨合ニュースによると、
輸出量は8.1%増の3万3828トンだった。
通年では輸出額と輸出量がそろって2021年を抜き過去最大を記録するとの見方もある。
世界的な韓流ブームを背景に海外でもキムチを味わう機会が増えており、特に米国と欧州では「健康食」「ビーガン(菜食)食」として注目を浴びている。
キムチの輸出額は2019年の1億499万2000ドルから20年は1億4451万1000ドルに急増し、21年は1億5991万5000ドルと過去最高を更新した。
キムチは免疫力を高める健康食という認識が広がり、20年以降の新型コロナウイルス流行下で消費が拡大した。
コロナ禍が落ち着き始めた22年は1億4081万6000ドルで、前年比11.9%減少した。
輸出量も21年に過去最大となる4万2544トンを記録した後、昨年は4万1118トンに小幅縮小した。
だが今年は輸出額、輸出量とも増加に転じ、年間での過去最高更新に期待がかかる。
また、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支が2年ぶりに再び黒字を計上するかも注目される。
今年1~9月は329万2000ドルの黒字となっている。
今年のキムチ輸出が好調な要因として、キムチはK(韓国)フードを代表する食品という認識が海外で定着しつつあることが挙げられる。
日本と東南アジアが中心だった輸出が、近ごろは米欧で拡大している。
最大輸出先は変わらず日本ながら、今年1~9月の輸出額が4877万2000ドルで前年同期比3.1%増にとどまったのに対し、米国への輸出は3064万4000ドルと41.2%伸びた。
オランダへの輸出も551万ドルで15.7%増加した。
米国では以前、主に韓国系スーパーでキムチが売られていたが、最近はウォルマートやコストコといった米小売大手でも販売している。
韓国の主要キムチブランド「宗家キムチ」を展開する大象の関係者によると、今では米国のキムチ消費の約7割を現地の人が占める。
韓国の「キムチの日」(11月22日)を記念する動きも広がっている。
米ハワイ州ホノルルで来月のキムチの日に合わせ、海外で初となるキムチ博物館がオープンする予定だ。
キムチを広める活動に取り組む財団が推進した。
米国ではカリフォルニア州、バージニア州、ニューヨーク州、ワシントン、ジョージア州などがキムチの日を制定しているほか、米下院が12月にキムチの日制定に関する決議案を採択するとみられる。
英ロンドンのキングストンも欧州で初めてキムチの日を指定した。
大象は海外のキムチ消費拡大を受け、昨年米ロサンゼルスにキムチ工場を完成させ、今年もアジアの食品専門会社を買収して生産拠点を増やした。
また欧州攻略に向け、ポーランドに工場を新設し25年から本格的な生産に入る計画だ。
mgk1202@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2023.10.31)