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聨合ニュースによると、

【サンフランシスコ聯合ニュース】韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は１６日（日本時間１７日午前）、アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）で演説し、「気候危機は持続可能な未来をつくっていくため克服すべき最も緊急の課題」として、「韓国は脱炭素エネルギーの活用をリードしていく」と述べた。

尹大統領は「気候危機の克服のためには、世界の国内総生産（ＧＤＰ）の約６割を占めるＡＰＥＣの役割と責任が極めて重要だ」として、「韓国はクリーンエネルギー体制への転換をＡＰＥＣ加盟国と共に推進したい」と表明した。

また、「クリーンエネルギーの利用拡大とともに環境にやさしい移動手段への転換は気候変動対応で最も貢献度の高い解決策」と強調。

「韓国はエコカー、自動運転車、知能型交通システムなどのスマートモビリティの普及を積極的に推進している」とし、「域内の加盟国全体にスマートモビリティが普及するようＡＰＥＣレベルで特別イニシアチブを策定し、推進したい」と提案した。

また、「海上の炭素中立（カーボンニュートラル）実現のため、グリーン海運航路を継続的に構築していかなければならない」とし、「韓国は環境にやさしい海運ソリューションを通じ、韓国と米国をはじめとするアジア太平洋各地のグリーン港を細やかに連結していく」と強調した。

一方、「ＡＰＥＣ気候センターが位置する釜山はアジア大陸と太平洋をつなぐ関門で、気候危機など直面している（課題の）ソリューションを模索する連帯と協力のプラットフォームになる」とし、２０３０年国際博覧会（万博）の開催候補地としての釜山の強みをアピールした。

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原文記事
出所：聨合ニュース(2023.11.17)