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今年は世界経済が減速し韓国全体の輸出が苦しんだ中でも、ノリの輸出は好調で、水産品として過去最高の輸出額を記録した。
ノリは19年から、水産品の輸出額で1位を守っている。
ノリ輸出額は10年の1億1000万ドルから15年が3億ドル、17年が5億1000万ドル、21年が6億9000万ドルと増加。
22年は6億5000万ドルに小幅減少したものの、世界市場で70.6%のシェアを誇る。
輸出先をみると米国、日本、中国、タイ、ロシアの順に大きい。
韓国のノリ生産者と加工・輸出企業が技術革新と新製品開発に取り組み、中東や南米など新規市場の開拓に努めた結果、輸出先は10年の64カ国・地域から今年は124カ国・地域に拡大した。
ここ10年、輸出額は年平均8%伸びている。
輸出の67%がノリ調整品、33%がほしノリ。
海洋水産部はノリの輸出拡大を目指し、国内産業界への支援を強化している。
安定生産に向け、今年はノリ産業の振興区域を初めて指定し、ノリ産業振興基本計画(23~27年)も策定した。
趙承煥(チョ・スンファン)同部長官は「2027年までにノリ輸出額10億ドルを達成する計画だ」とし、ブランドマーケティングや新製品開発などに力を入れ、世界トップの座を固める考えを示した。
mgk1202@yna.co.kr
原文記事
出所:聯合ニュース(2023.12.21)