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1億人を上回るのは4年ぶり。
新型コロナ下だった20年から22年まで、年間の航空旅客数は19年の半数にも満たなかった。
23年は国内線の航空旅客数が約3219万人で、19年の97.6%まで持ち直した。
国際線の場合、21年には321万人に落ち込んだが、昨年は約6832万人で19年の75.6%となった。
中でも日本路線の旅客数は1938万人と、19年より50万人以上多かった。
19年比の回復率は102.8%。
円安を追い風に日本旅行が割安となり、航空便も急増したことが旅客数を押し上げた。
米州路線の旅客数は561万人で19年に比べ1.2%増加した。
この地域はコロナ禍からの立ち直りが比較的早かった。
一方、韓国と中国本土を結ぶ路線の旅客数は685万人と、19年の37.1%にとどまった。
昨年8月に中国人の韓国団体旅行が再開されたが、中国経済の減速により海外旅行需要が低迷した。
近年は団体旅行より個人旅行が好まれることも影響した。
日本と中国を除いたアジア路線を利用した旅客は2850万人で、19年の78.2%に回復した。
マレーシア、香港、マカオなどの回復が目立った。
欧州路線の旅客数は263万人で、19年の64.5%だった。
mgk1202@yna.co.kr
原文記事
出所:聯合ニュース(2024.1.11)