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宇宙・AIなど5大防衛産業分野で技術開発支援へ 韓国政府
作成日
2024.06.24


 

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【ソウル聯合ニュース】韓国の産業通商資源部と防衛事業庁は20日、ソウル近郊・義王市にある軍需企業・現代ロテムの技術研究所で「防衛産業素材・部品協議体」の初会合を開き、5大先端防衛産業分野の素材・部品開発ロードマップを確定したと発表した。

産業通商資源部と防衛事業庁は昨年6月に「防衛産業素材・部品協力了解覚書(MOU)」を締結し、研究開発(R&D)などを推進してきた。

政府はこの日、宇宙、人工知能(AI)、有人・無人複合戦闘システム、ロボット、半導体の5大先端防衛産業分野について60の主要技術を選定し、技術開発を支援することを決めた。

なかでも国産化による波及効果が大きい防衛産業素材・部品技術を優先的に開発する方針だ。

開発を推進する技術は、民間・軍の共同活用性と輸出寄与度が高い先端航空エンジン素材、世界最高レベルの次世代戦車用ハイブリッドパワートレイン、無人機搭載用多帯域送受信モジュールなど。

政府は産・学・研・軍を対象に107の防衛産業素材、部品技術の需要を掘り起こし、国防科学研究所と国防技術振興研究所、韓国電子技術研究院の専門家約30人が海外依存度、供給網(サプライチェーン)の安全性、産業的波及効果などを考慮して60の課題に絞り込んだと説明した。

政府は今回発足した協議体で防衛産業素材・部品開発ロードマップの履行状況を持続的に点検し、部署間の協業によるR&D課題発掘などの分野で協力を強化することを決めた。

この日の会議を共同主宰した李承烈(イ・スンリョル)産業通商資源部産業政策室長と姜渙晳(カン・ファソク)防衛事業庁次長は、会議後に陸軍の主力戦車K2を生産する現代ロテムの李庸培(イ・ヨンベ)社長をはじめとする経営陣と懇談会を開き、防衛産業輸出対象国に合わせた武器体系の開発と未来先端技術確保のための政府のR&D支援策などについて話し合った。

ynhrm@yna.co.kr

原文記事
出所:聯合ニュース(2024.6.20)
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