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CO2のリサイクル 蔚山市で実用化図る
作成日
2017.04.27
ヒット
361

聨合ニュースによると、


【蔚山聯合ニュース】イ・サンヒョン記者=蔚山市は19日、市庁舎で炭素資源化技術を活用したDMEプラント建設の投資MOUを締結した。

DMEとは、ジメチルエーテル (dimethyl ether)の略語で、ディーゼルより排気ガスをほとんど排出しないなど、クリーンで安価であるため石油に代わる次世代エネルギーとして注目されている。

DMEはCO2にメタンを混合させて生産するが、温室効果ガスの主な原因であるCO2を一旦貯蔵し、リサイクルしてクリーンエネルギーを作り出す。

同日の協約式には蔚山市、蔚山テクノパーク、ReCarbon Inc.、DAEHEUNG INDUSTRY、S-Connectなどが出席した。

MOUによると、事業に参加する企業は技術と経験を最大限活用し資本投資、プラント構築・運営に積極的に関わる。プラントは250億ウォンを投じ、DAEHEUNG INDUSTRYの蔚山工場に建設する。100人の雇用創出効果が見込まれる。

蔚山市と蔚山テクノパークは工場の許認可と技術検証などを支援する。

ReCarbon Inc.はCO2削減とガス転換設備を利用し、DME生産プロジェクトを進める。同社はプロジェクトの中核技術で開発したPCCU(Plasma Carbon Conversion Unit)を保有している。

蔚山市の関係者は「今回のMOUは温室効果ガスの主犯であるCO2をリサイクルし資源化するという点で特別な意味を持つ」とし、「世界的な技術を蔚山で初めて実用化することで石油化学の高度化と新エネルギー産業の発展に貢献すると期待されている」と述べた。

leeyoo@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>



原文記事
出所:聨合ニュース(2017.04.19)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。