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蔚山港、世界初のエコ燃料「グリーンメタノール」供給開始
作成日
2023.07.19
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306


 


(蔚山=聯合ニュース)パク・サンドン記者=韓国の海洋水産部(海洋部)によると、蔚山港で世界初のエコ船舶燃料であるグリーンメタノール1000トンがコンテナ船に正常に供給されたことを17日明らかにした。

これは、海洋部が国内エコ船舶燃料産業の活性化のために推進している「港湾内エコ船舶燃料実証事業」を通じて実現したものだ。

迅速な行政手続きの処理と港湾施設使用料の減免などの支援による成果だ。

海洋部は、「蔚山港湾公社もエコ燃料供給のため、海運会社、造船会社、タンクターミナル、エコ船舶燃料メーカー、船舶燃料供給業者などと一緒に今年初めから協議体(TF)を発足し、国内法令と行政手続きの履行、安全事故予防措置などを着実に準備してきた」と説明した。

今回にグリーンメタノール燃料を供給した船舶は、デンマークの「A.P. モラー・マースク」(A.P. Moller-Maersk)グループが現代尾浦造船に発注した2100TEU(1TEUは20フィートコンテナ1個分)級のコンテナ船だ。

マースクグループが国内造船所に建造を依頼したメタノール推進コンテナ船19隻のうち、最初に建造された船で、蔚山港を出発してスエズ運河、オランダのロッテルダム港などを経てデンマーク・コペンハーゲンまで2万1500kmを運航する。

海洋部は、「従来の燃料に比べて炭素排出量が80%以上減少する」とし、「同船にはバイオディーゼル1250トンも韓国で初めて供給されたが、これは廃食用油約90万個(家庭用1.8L基準)を活用した規模」と紹介した。

海洋部のチョ・スンファン長官は、「エコ燃料転換が国内港湾の競争力強化とエコ船舶燃料という輸出新市場開拓の機会になるよう、全面的な支援をや憶測する」と述べた。

kaka@yna.co.kr

原文記事
出所:聯合ニュース(2023.7.17)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。