蔚山 < invest Korea

聯合ニュースによると、

蔚山の甕器（オンギ）が世界最大の甕（かめ）としてギネスブックに登録される見通しだ。甕器はうわぐすりを塗り高温で焼いた土製の甕で、古くからキムチやみそなどを醸造し保存するのに用いられてきた。

蔚州郡は２３日、同甕器が英ギネス・ワールド・レコーズから世界最大の甕として認証を受けるための書類手続きをすべて通過したと明らかにした。

これに伴いギネス・ワールド・レコーズ側の記録審判官が来月中に蔚州郡を訪れる。直接実物を書類と照らし合わせ、再確認するプロセスを経てギネス認定書を手渡す予定だ。

蔚州郡によると、同甕器はギネス・ワールド・レコーズの審議過程に類似分野がなく、新規記録タイトルの「最も大きい甕（Ｌａｒｇｅｓｔ　Ｅａｒｔｈｅｎｗａｒｅ　Ｐｏｔ）」分野を新設して審査を行ったため、ギネス登録の可能性が大きいという。

蔚州郡の甕器は重さ１７２キロ、高さ２４６センチで最大円周は５２０センチに達する。昨年１０月には韓国記録院から「韓国最大」の認証を受けた。２００９年３月から製作に取り組み、６度失敗の末に完成した。

同郡はギネスに登録されれば、甕器村の広報などに国際的効果が得られると期待を寄せている。

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出所：聯合ニュース(２０１１.０３.２３）