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聯合ニュースによると、
国内最大規模の工場竣工…7種の新製品発売
LGハウシスが韓国最大規模のLow-E(Low-Emissivity)ガラス工場を竣工し、機能性コーティングガラス市場への進出を宣言した。
LGハウシスは20日、ハン・ミョンホ代表を始めとする役職員と国内外の協力会社からの関係者など約300人が出席した中で蔚山Low-E工場の竣工式を行った。
1千億ウォンが投入された蔚山工場は世界最長となる270mの生産ラインで年間1千万㎡を生産できる能力を備えている。
既にLow-E市場に進出しているKCCと韓国ガラスの量産規模は年間400万㎡程度。残りの需要は輸入に依存している。
LGハウシスは蔚山工場の稼動によって2015年頃に生まれる輸入代替効果が年900億ウォンに達するとの見通しを示している。
蔚山工場の竣工は2010年、ドイツのガラス生産専門企業のInterpaneとの提携法人「(株)Hausys Interpane」を設立した以降初の成果。
Low-Eガラスは表面に金属幕をコーティングすることで夏の強い日差しをカットし、室内の遠赤外線を反射する機能性ガラス。通常の板ガラスより断熱効果が50%以上高い。
米国やドイツなど先進国の建設現場ではLow-Eガラスの使用が一般化しているものの、韓国の適用率は10%前後に過ぎない。
最近は建設分野でエネルギー効率に対する認識が高まり、高層ビルを中心にLow-Eガラスの使用が増える傾向にある。
ソウルの新たな「ランドマーク」として注目されているソウル市の新庁舎や瑞草洞のサムスン本館などがLow-Eガラスを適用した代表的なケース。
特に、7月からエネルギー効率が低い窓関連製品の生産を禁止する「窓戸エネルギー消費効率等級表示制度」が施行されたことを受け、国内の需要がさらに大きく増加すると見られる。
国内のLow-Eガラス市場規模は今年の1100億ウォンから2014年には2600億ウォンに倍以上の成長を見せると会社側は推定している。
大規模の量産体制を備えたLGハウシスは優れた品質と価格競争力を確保し、中国や日本、東南アジアなど海外市場を本格的に開拓していく計画。
ハン・ミョンホ代表は「蔚山工場の稼動を契機に、国内企業では最多となる9種の高品質Low-Eガラスを普及し、様々な新製品を提供することでLow-Eガラスの国産化にとりくんでいく」と話した。
LGハウシスは同日の蔚山工場の竣工式に合わせて住居・商業用Low-Eガラスの新製品7種を公開した。出所:聯合ニュース(2012.09.20)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。