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聨合ニュースによると、
次世代の中核素材として注目を集めている「グラフェン研究センター」が蔚山に設立される。
蔚山市と蔚山科学技術大学校は22日、「第7回蔚山化学の日」を迎え、低次元炭素革新素材研究センターの起工式を行った。
同センターは蔚山科学技術大学内5775㎡の敷地に国費と市費など245億ウォンを投入し、2014年まで地下1階、地上5階の規模で設立される。
センターは約30種の先端装置を備え、次世代半導体と電極素材として急浮上しているグラフェンの研究・開発を行い、地域の新成長動力産業の発展と世界炭素素材市場の開拓を主導することが期待される。
研究には約20人の教授と約150人の学生・研究員が参加する予定。
特に、蔚山科学技術大学はグローバルな碩学として有名な米テキサス大学のRod Ruoff教授をセンター長に招聘するとされている。
この日、蔚山市は起工式とともに化学の日の記念式を開催した。
市は記念式で、地域の化学産業の発展に寄与した蔚山科学技術大学のペク・ジョンボム教授、SKケミカルのハム・ビョンギョン首席研究員など16人に知識経済部長官賞と蔚山市長賞をそれぞれ授賞した。
また、記念行事のひとつに、蔚山科学技術大学の大講堂で「ノーベル化学賞」を受賞した米パデュー大学の根岸英一教授を招請し、「科学者として生きてきた道と先端融合化学の現在と未来」をテーマに講演会を行った。
ソウル大学のユン・イジュン材料工学部教授と西江大学校のユン・キョンビョン化学科教授も一緒に招請され、同じテーマで講演を行った。
その他、市は24日まで中小化学企業人の夜、化学人サッカー・ボウリング大会、中小化学企業招請交流会、中小企業発展戦略セミナ、先端移動科学館運営、市民向けの企業現場見学などのプログラムを設ける。
「蔚山化学の日」は1968年3月22日に蔚山石油化学工業団地の起工式が行われたことを記念し、市が2006年に指定した。
出所:聨合ニュース(2013.03.22)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。