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ニューシースによると、
蔚山の全般的な輸出鈍化傾向が第3四半期(7-9月期)にも続く見通しだ。ただし、これまで輸出が冷え込んでいた船舶と自動車輸出部門は徐々に回復傾向になると期待される。
韓国貿易協会蔚山地域本部が蔚山地域の主要企業を対象に調査した「2013年第3四半期の輸出産業景気見通し調査」によると、蔚山の第3四半期の輸出景気見通し指数(EBSI)は前四半期より18.2p下落した80.4で、8四半期連続で基準の100pを下回り、全体的に輸出鈍化の傾向が続くと予想される。
EBSI指数が100以下になると、輸出景気が直前四半期より悪化すると見ている企業が改善される見る企業より多いという意味。
項目別に見ると、設備稼働率を除くすべての項目のEBSI指数が横ばいや低迷と予想される中、特に輸出契約(95.3)、輸出商談(100.2)の指数がやや下落し、横ばいまたは弱含みが予想される。
最近の為替レートの変化を受け、輸出採算性(76.4)、輸出商品製造原価(81.5)、輸出単価(84.4)などのEBSIは対前四半期比でやや上昇したものの、依然として低迷が懸念されている。
地域の主要輸出品目別のEBSI指数(全国基準)を見てみると、船舶のEBSI指数は115.0pとなり、下半期に予定されている高付加価値船舶の引渡しによる輸出拡大に対する期待感が示された。
自動車のEBSIも対前四半期比で大幅(20.2p)上昇して基準の100pを突破し、生産問題の解消を受けた堅調な輸出回復が期待される。
しかし、石油製品は前四半期に続いてやや減少が予想されており、化学工業製品もEBSI指数がやや下落したことで再び100pを下回り、横ばいになると見込まれる。
蔚山地域の企業が第3四半期に最も輸出の足かせになると予想した要因は、為替レートのさらなる変化(33.3%)と米国の出口戦略発表による新興国中心の景気低迷及び中国経済の成長低迷に対する懸念などによる輸出対象国の景気低迷(23.8%)を上げた。
出所:ニューシース(2013.07.05)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。