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輸出の専門家が中小企業の海外マーケティング支援に乗り出す。
韓国貿易協会蔚山地域本部は地域の中小企業を支援するため、今年初に自動車及び機械、設備分野の専門家を委嘱しており、さらに石油化学・プラント分野の海外マーケティング専門委員を配置してマーケティング支援活動の強化を図る。
今年5月から蔚山地域本部で活発な活動を行っているイ・インウ専門委員は現代自動車で20年間勤め、生産技術と試作車の開発、米国駐在員時代には米国環境省や交通部の認証関連業務など輸出技術業務に携わった豊かな実務経験の持ち主で、自動車部品及び機械・設備分野の専門家。
その後、自動車部品及び建設重装備関係の中小企業などで働き、マレーシアやインド、中国などの現地工場設立と海外輸出業務などを総括したため外国語に上達しており、海外法人の設立手続きや海外現地事情にも詳しい。
新しく配置されたキム・インサン専門委員は石油化学・プラント資機材関連企業で生産、企画及び海外マーケティング、米国支社勤務(5年)などを経て、関係会社のCEOとして約10年間経営を総括した。世界主要石油メジャーに関連資機材を輸出し、年売上100億の企業を1,000億ウォン規模に成長させた石油化学プラント分野の専門家。
他にも、農水産加工食品の生産及び輸出を行う企業でも約10年間勤め、米国や欧州、日本などへ輸出市場を拡大した経験を持っており、海外マーケティングと貿易実務にも詳しい。キム委員は20日から本格的な支援活動に乗り出している。
貿易協会の海外マーケティング諮問委員は主に総合商社及び大企業・中堅企業出身で、貿易分野20年、海外営業分野10年以上の豊かな実務経験を持った専門家で構成されている。
専門委員には「業種別」「製品別」「海外地域別」にそれぞれ専門分野があり、勤務地域に関係なく各専門分野別に申請企業が必要としている内容に対してオーダーメード型支援に乗り出している。
海外マーケティング諮問サービスはすべての企業が無料で利用できる仕組みになっており、支援が必要な企業は貿易協会蔚山地域本部(287-3060~1)やホームページ(http://tradesos.kita.net)で申し込むことができる。
出所:ニューシース(2013.08.20)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。