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「蔚山産学融合本部」発足 未来の成長の動力を生み出す
作成日
2013.09.03
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産学一体型の産業団地で、未来に向けた成長の動力を生み出す「蔚山産学融合本部」が発足した。

蔚山市は2日、蔚山産学融合本部理事会を開き、ジュ・ボンヒョン前蔚山市経済副市長を院長に選任し、事業計画などを審議・議決した。

蔚山産学融合本部は今年3月に創立総会を行い、7月に産業通商資源部の許可を受けて先月2日に法人設立登記を終えた。

この本部はジュ院長を軸に、企画管理チームと事業運営チームなど2チーム体制で運営される。

蔚山産学融合地区は国費と地方費など計1,014億ウォンを投入し、南区斗旺洞蔚山テクノ産業団地内に20174月に造成予定。

マルチキャンパス、企業研究館、QWL(Quality of Working Life)館などの施設が設けられる。

団地造成には蔚山市、蔚山大学校、UNIST、蔚山科学大学校、蔚山テクノパーク、韓国産業団地公団、韓国化学研究院及び韓国化学融合試験研究院などがコンソーシアムを発足し、協議体として参加する。

この地区の中心は約1,300人の学生と約150人の教授を抱える大学のマルチキャンパスとなる。

主管大学の蔚山大は、まずここに先端素材工学部、化学科、経営学府などを移転する計画。

蔚山科学大学校は環境化学工業科(夜間)を移転し、UNISTはテクノ経営学府とデザイン・産業技術分野の学府(工学及びシステムデザイン専攻トラック)、修・博士課程を開設する予定。

これらの大学はこのキャンパスで5年間、約3,800人の産学融合型人材を育成する。

蔚山テクノパークと韓国産業団地公団が支援する「企業研究館」には約80社の企業付設研究所が入居し、革新技術と製品開発の産室となる。

蔚山市はここで、約200社の技術革新型中小企業の育成も図る。

蔚山市のある関係者は、「産学融合本部は、大学の教育・研究・就職に関する活動と企業の生産・技術開発に関する活動を自然に結びつける役割を果たす」とし、「これを通じ、未来の新技術の開発と労働生活の質の向上を図るのが目標」と説明した。

原文記事

出所:聨合ニュース(2013.09.02)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。