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蔚山市は10日、地域の祝祭を観光客が集まる全国レベルに育成・発展させるため、競争力の強化を図るための関係者会議を行った。
会議で出席者らは、予算削減及び祝祭の充実を図るため、個別イベントを祝祭プログラムにまとめて編成・運営するために取り組むことに意見が一致した。
祝祭のほとんどが出入口のない公開された場所で開催されるため統計算出が難しいものの、今後の計画策定と行政の信頼強化のために科学的かつ客観的な統計手法を導入する。
祝祭のテーマと本質的に関係がない歌手招待などのイベントを控え、祝祭プログラムの強化に取り組む方針。
一部の祝祭で導入を検討している無人式人数計測機器の統計の正確度を高められるよう、会場の区間別に徹底した導線設計を行う。
特に人数計測機器の場合、祝祭別に個別購入するより一括購入して祝祭別に必要に応じて使用する予算削減策を検討する。
祝祭別に個別の観光商品も開発し、観光客の誘致を図る。
蔚山市は2010年、祝祭の充実と競争力確保を図る方策として類似・重複した祝祭の大胆な統廃合を推進、21件の祝祭を11件に調整するなど、選択と集中を通じて質の向上に取り組んできた。
その結果、蔚山クジラ祝祭が3年(2011年~2013年)連続で文化体育館後部の文化観光有望祝祭に選定される成果を上げた。
こうした努力にもかかわらず、最近類似した祝祭やイベントが再び登場し、訪問客数を膨らますなどで形だけが大きくなる見掛け倒しになっているとの指摘が一部から出されている。
会議で文化体育観光局のイ・チュンシル局長は、「正確な統計と分析のみが祝祭とイベントの発展につながるとの認識の下、形ばかり拡大させるよりは質の向上を図ることで観光客が訪れたい祝祭に生まれ変わるよう、様々な体験・参加型プログラムを拡大する」ことを求め、「これを通じ、指摘されている祝祭の問題や不信感を乗り越え、地域祝祭をより一層発展させていきたい」と話した。
出所:ニューシース(2013.09.10)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。