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蔚山港湾公社、スローガン・2030ビジョン宣布
蔚山港湾公社(UPA)は25日午前、蔚山ロッテホテルで「蔚山開港50周年記念式」を開催した。
記念式は蔚山港の開港50周年を迎えてこれまでの半世紀を振り返り、これから液体物流を中心とする超一流港湾に跳躍する契機を設けるために行われた。
記念式には海洋水産部のソン・ジェハク次官、蔚山市のパク・メンウ市長、キム・ボクマン教育監、チョン・ガビュン国会議員、港湾関連機関・団体・業界関係者など約200人が集まった。
蔚山港湾公社は記念式で蔚山港のスローガン「オイルハブを超えて(Beyond
Oil Hub)」と2030年ビジョン「液体物流基盤の超一流港湾」をそれぞれ宣布した。
新しいスローガンとビジョンには、北東アジアのオイルハブ造成を通じて世界4大液体貨物港湾に跳躍する当面の目標と、さらに世界レベルの液体物流中心港湾への成長を目指す蔚山港湾公社の意志が盛り込まれた。
蔚山港湾公社のパク・ジョンロク社長は記念辞を通じ、「1964年に100万トンだった蔚山港の貨物取扱量は、昨年1億9700万トンに200倍も増加しており、液体貨物の取扱量は国内1位、世界4位を誇る港湾に成長した」とし、「開港50周年を迎え、北東アジアのオイルハブを超えて世界における液体物流港湾の中心に成長するための新たな航海を始める」と話した。
海洋水産部のソン・ジェハク次官は祝辞で、「世界トップの液体貨物ハブ港湾という蔚山港の目標が単なるビジョンや掛け声に止まることがないよう、政府が蔚山港湾公社の実質かつ具体的な計画に協力し、積極的に支援していく」とし、「さらに、北極地域で開発された油田や天然ガスが国内に入ってくると、蔚山港が北極海航路の恩恵を被ることも確信している」と強調した。
蔚山市のパク・メンウ市長も、「蔚山港はここ50年間、大韓民国が奇跡の成長を成し遂げるための海上の窓口で、国富創出のハブとして活躍してきた」とし、「かつての栄光に安寿せず、北東アジアオイルハブの成功と北極海航路の中心港への跳躍など巨大なるビジョンを実現するためにみんなで力を合わせたい」と提案した。
蔚山港湾公社は同日午後、南区長生浦港に停泊したクジラ観光船のクジラ海旅行クルーズ船に約100人の港湾業関係者が集まった中、蔚山港の開港50周年を祝う晩餐を行った。
その他、蔚山港湾公社は蔚山港の開港50周年を記念する様々なイベントを行っている。
蔚山港の歴史を一冊の本にまとめた「50年史」の発刊を推進しており、蔚山港の話を取り上げたドキュメンタリーを制作した。
蔚山港を見回る海上ツアー、灯台文学賞の公募、国際学術大会なども開催した。
10月には港湾関係者の体育大会、11月には北東アジアオイルハブ着工式と韓・日・中港湾局長会議などが予定されている。
蔚山港は50年前の1963年9月25日、工業港として開港した。1972年に5バースを設置した。
出所:聨合ニュース(2013.09.25)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。