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蔚山、今年の対米輸出額が初の「100億ドル突破」見込み
作成日
2013.10.17
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蔚山発展研究院のチョン・スン博士は15日、経済社会ブリーフを通じて「内外の悪材料にもかかわらず、自動車と石油化学製品の輸出が成長を導き、今年の蔚山地域の対米輸出額は初の100億ドル突破が期待される」と話した。

ブリーフによると、韓米FTAの締結以降、蔚山の対米輸出額は2011年に80億ドルを超え、2012年には984500万ドルを記録して20%以上の成長率を見せた。

今年8月現在の対米累積輸出額は696200万ドルで、前年度対米総輸出額の71%水準を達成している。

月別輸出実績(対前年同月比)の増減率を見ると、現代自動車の生産時間が減少した34月以外はすべて増加を維持している。

米国連邦政府のシャットアウトで悪材料が発生したものの、企業が反発しているため、その影響は大きくないと見られる。

蔚山の8月の自動車(部品除外)累積輸出額は333800万ドルで、前年同月に比べるとやや減少したものの、生産日程が正常化したことで順調に平年水準に戻ると見ている。

ジェット油・潤滑油などを含めた石油製品も、今夏の石油化学業界の定期補修による生産減少にもかかわらず、8月の累積輸出額は181900万ドルとなった。前年同期間に比べて58.8%の成長率を示して増加を続けた。

その他、自動車部品とベンゼン・トルエンなど基礎油分製品が支えとなり、それぞれ累積輸出額35600万ドル、28600万ドルを記録し、主力産業のパートナー役割を担っている。

チョン博士は、「産業の高度化と中国など新興国の強い追い上げなどを受け、輸出産業でも新技術の開発と研究人材の確保がますます重要になっている」とし、「輸出産業、新技術開発、研究開発(R&D)インフラ構築など高度化戦略でさらに競争力を引き上げなければならない」と強調した。

政府と蔚山市は地域戦略産業の一環としてオートバレー造成、精密化学専門産業団地造成などインフラ構築に取り組む一方、自動車部品技術研究所・精密化学素材技術研究所・韓国化学研究院新科学実用化センターなど地域企業の研究開発を支援している。

原文記事

出所:ニューシース(2013.10.15)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。